【2025年夏リリース】個性派インディーズホラーゲーム3選!

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どうも、こんにちは!とりしお。です

今回は、2025年夏にリリースのゲームタイトルを3つピックアップして紹介します!
タイプの異なる3作ですが、どれも個性派インディーズゲーム3選!ばかり。

紹介するタイトルはこちら!
・ネットカフェ精神的ホラーゲーム『The Rotting Man | 悪臭男』
・つぐのひ作者の怪奇探偵ホラー『シキヨク -夢魅テルは夢見てる-
・90年代の中国風テイストのホラーゲーム『凶寓(きょうぐう)』

この記事を読んで新作ゲームの情報の参考にしてもらえたら嬉しいです。
気になるタイトルがあれば、ぜひ公式サイトで詳細をチェックしてみてください。


The Rotting Man | 悪臭男

RAYBIS GAMES新作『The Rotting Man | 悪臭男』:16歳開発者が贈るネットカフェホラー
RAYBIS GAMESの新作、精神的ホラーゲーム『The Rotting Man | 悪臭男』が、2025年7月31日にSteamでリリース

本作は、日本のネットカフェでアルバイトを始めた主人公に降りかかる不可解な異変を描いた一人称視点のウォーキングシミュレーターです。店員としての業務をこなしながら、登場人物との会話を通じて物語を進めます。

この夏、もっとも臭い男がくるぞ

>物語のあらすじ

大学に進学した主人公は、ネットカフェでアルバイトを始めます。しかし、業務をこなしていく中で、次第に不可解な異変が起こり始めます。日本を舞台にしたこのホラーゲームは、プレイヤーを不穏な世界へと引き込みます。

>ゲームシステム

本作は、一人称視点のウォーキングシミュレーターとして進行します。プレイヤーはネットカフェの店員として業務をこなしながら、登場人物との会話を通じて物語を進めていきます。エンディングは2種類用意されており、プレイヤーの選択によって異なる結末を迎えます。

30分から1時間程度でクリアできるため、気軽に濃密なホラー体験を楽しめます。短時間で没入できる、独特の精神的ホラー体験!!

>16歳の若き才能が手がける新作

特筆すべきは、本作が16歳の開発者によって一人で制作された点です。日本のネットカフェという身近な舞台で繰り広げられる、繊細で独特な恐怖表現に注目が集まります。

過去作『Horror Family|恐怖家族 – Flight』にも注目

RAYBIS GAMESは、過去にも飛行機を舞台にしたループ系ホラーゲーム『Horror Family|恐怖家族 – Flight』をリリースしており、Steamでは「やや好評」の評価を得ています。若き才能が手掛けるホラー作品のクオリティは、前作の実績からも期待できるでしょう。

>『The Rotting Man | 悪臭男』おすすめポイント!

ネットカフェ×悪臭男の不穏な組み合わせ

そして、タイトルにも冠されている「悪臭男」の存在です。プレイヤーがネットカフェのアルバイト店員として業務をこなす中で、この「悪臭男」がどのような形で登場するのか、その正体がカフェ側のスタッフなのか、それとも客として現れるのか

さらに期待が高まるのは、この「悪臭」がゲーム内でどう表現されるかです。一人称のウォーキングシミュレーターという形式を考えると、単なる視覚的な恐怖だけでなく、嗅覚に訴えかけるような独特のエフェクトや演出が施されている可能性も。プレイヤーの五感を刺激し、心理的な恐怖を煽る描写があるのか、ぜひ注目してプレイしてみてください。

<『The Rotting Man | 悪臭男』期待値ポイント!>

項目評価
グラフィック★★☆☆☆
ゲームシステム★★★☆☆
斬新さ★★★★☆
期待度総合70%期待!🔥🔥🔥

『シキヨク -夢魅テルは夢見てる-』

精神的ホラーゲーム『シキヨク -夢魅テルは夢見てる-』
Vaka Game MagazineImCyanが贈る新作、精神的ホラーゲーム『シキヨク -夢魅テルは夢見てる-』が、2025年8月4日にSteamでリリース!

『つぐのひ』作者ImCyanの原点とも言える、知られざる怪奇探偵ミステリが、ついにSteamに蘇ります。

>物語のあらすじ

本作は、霊が死後に作り出す空間「夢」に入り込める特殊能力「ドリームリンク」を持つ怪奇探偵「夢魅テル」と、その妹「夢魅ルナ」が主人公となり、街で起こる心霊事件を解決していく本格ドラマ型ホラーアドベンチャーゲームです。亡き母・夢魅美々子の意志を継ぎ、「知りすぎてしまった」者たちを霊の夢から救い出すため、兄妹は今日も異界へと向かいます。

『つぐのひ』作者ImCyanが2016年秋から2018年夏にかけて「ゲームマガジン」で連載していた作品で、普段の『つぐのひ』にはない、探索やミニゲームなどの様々なゲーム要素が盛り込まれているのが特徴です。当時発表された全9話(特別編「人魚事件」は含まない)が、一つのパッケージで楽しめます。

【登場キャラクター】
責任感の強い怪奇探偵テル(CV: 横割れスプーン)
天真爛漫で嫉妬深いルナ(CV: 真宮ひな)
謎に包まれた亡き母・美々子(CV: 西野五月)
個性豊かなサブキャラクターたち

ドリームリンク!!!

>ゲームシステム:独特な能力とホラー×ギャグの融合

本作は『つぐのひ』でお馴染みの左に歩いていくシステムをベースにしつつ、独自のストーリーとシステムが導入されています。

魅力的な能力設定
テルの「ドリームリンク」: 霊の作る夢世界への侵入能力
・ルナの「赤い糸の呪い」: 夢から現実への帰還サポート能力


ホラーとギャグの絶妙なバランス
主人公が新宿のホスト「輝流」として働く異色展開など、「色欲(しきよく)」をテーマとした深い人間ドラマが描かれます。ギャグとホラーが融合した独特の作風で、総プレイ時間は10時間以上の大ボリューム

本格的な推理・調査要素
各地での聞き込み調査や、段階的に明かされる複雑な謎など、本格的な推理要素も楽しめます。

>物語の魅力:連載形式で深まる本格ミステリ

全9話の連載形式で深まる本格ミステリ構成が最大の魅力です。兄妹を超えた絆で結ばれたテルとルナの関係性、亡き母の死に隠された4年前の謎、「シキヨクの呪い」と「死期欲」による事件の真相——。学園を舞台としたJホラーから始まり、新宿ホスト街、秋葉原、禁足地まで、多彩な舞台で展開される物語は、次第にシリアスで重厚な展開へと変化していきます。

『つぐのひ』ファンはもちろん、ImCyanの独特な世界観や、本格的なストーリーADVを求めている方にもおすすめの一作です。ぜひ、この機会に「夢」の謎を解き明かしてみてください!

>『シキヨク -夢魅テルは夢見てる-』おすすめポイント

ホラーとギャグの異色な融合に注目!

本作の大きな見どころの一つは、ホラーとギャグの要素がどう絡んでくるのか、という点でしょう。主人公が新宿のホスト「輝流」として働くという異色な設定や、「色欲(しきよく)」をテーマとした人間ドラマなど、これまでのImCyan作品にはなかったギャグ要素が加わることで、ホラー演出にどのような影響を与えるのか気になります。絶妙なバランスで融合されたギャグとホラーが、プレイヤーにどのような体験をもたらすのか、その演出に注目したいですね。

90年代ドラマを彷彿とさせる特殊能力「ドリームリンク」

主人公が持つ特殊能力「ドリームリンク」にも注目です。霊の夢世界に侵入できるというこの能力は、まるで90年代の日本ドラマに出てきそうな、どこか懐かしさを感じる設定です。この「ドリームリンク」がゲーム内でどのように表現され、どのような演出でプレイヤーを「夢」の世界へと誘うのかも、本作の大きな見どころとなるでしょう。

<『デスバーガー』期待値ポイント!>

項目評価
グラフィック★★★★★
ゲームシステム★★★★☆
斬新さ★★★★☆
期待度総合85%期待!🔥🔥🔥🔥

凶寓(きょうぐう)

90年代中国が舞台の新作ホラー『凶寓(きょうぐう)』、(7月11日)Steamリリース!
Ghostcaseが贈る新作ホラーゲーム『凶寓(きょうぐう)』が、2025年7月11日にSteamでリリースされました!

一人称視点で描かれる本作は、90年代の中国風テイストと正体不明のエンティティが融合した、独特の恐怖体験

怖めのおばあちゃんは何者!

>物語のあらすじ

プレイヤーは地元で有名な「凶楼」へと足を踏み入れ、そこで起きた不可解な失踪事件の真相を解き明かすことになります。極限の抑圧感と恐怖の雰囲気、入念に設計されたホラー演出、そして神秘的で不気味な歪んだエンティティ生物の正体に迫りながら、大切な人物を探し出すのが目的です。90年代の中国を彷彿とさせる、どこか懐かしくも不気味な世界観がプレイヤーを待ち受けます。

>ゲームシステム

本作は、単なるウォーキングシミュレーターに留まらない、多様なゲームプレイ要素が特徴です。

チェイスシステム: 精巧に作り込まれた追跡戦が繰り広げられ、他にはない独特のチェイス体験が味わえるとのこと。追いつめられる恐怖と、それを乗り越えるスリルが味わえそうです。

探索と軽インタラクション: シーン内の多数のオブジェクトと相互作用しながら、手がかりを探します。

監視カメラチェック: セキュリティルームで監視カメラを確認し、自身の安全を確保する軽量監視システムが搭載されています。これにより、ただ闇雲に進むだけでなく、戦略的な行動が求められます。

ステルスと対抗: 危機回避のための複数の戦略が用意されており、ステルスで身を隠すか、あるいは他の方法でエンティティに対抗するか、プレイヤーの選択が重要になります。

90年代中国のレトロな雰囲気の中で、一体どのような恐怖が待ち受けているのか。その目で確かめてみてはいかがでしょうか。

>『凶寓』おすすめポイント

カメラ視点で深まる没入感と謎解きへの期待

本作で特に注目したいのは、プレイヤーの視点がまるで監視カメラで撮影しているかのように進んでいくという独自性です。この「カメラ視点」は、単に臨場感を高めるだけでなく、物語を進めていく上で、カメラを使った謎解き要素が盛り込まれている可能性を期待させます。例えば、カメラのズーム機能で隠されたヒントを見つけたり、特定の角度からしか見えない何かを捉えたりするなど、斬新なゲームプレイが楽しめるかもしれません。これにより、プレイヤーは受動的な体験に留まらず、能動的に恐怖の謎に挑むことになります。

独特のチェイスシステムがもたらす極限の恐怖

もう一つの見どころは、「チェイスシステム」。精巧に作り込まれた追跡戦が繰り広げられるとされており、ホラーゲームらしいハラハラとした新鮮な恐怖が味わえることに期待が高まります。追い詰められる緊迫感と、そこから逃れるための思考がプレイヤーを極限状態に追い込むでしょう。

一方で、パッケージに描かれている老婆のようなエンティティがもし襲ってくるのだとしたら、その姿から全力疾走で逃げ回るようなチェイスになるのか、あるいは別の種類の「ハラハラ」が待ち受けているのかも気になるところです。彼女がゆっくりと、しかし確実に迫ってくるような展開であれば、走ることだけが解決策ではない、より精神的な追い詰められ方を体験することになるかもしれません。

凶寓(きょうぐう)期待値ポイント!>

項目評価
グラフィック★★★★☆
ゲームシステム★★★☆☆
斬新さ★★★★☆
期待度総合80%期待!🔥🔥🔥🔥

まとめ

今回ご紹介した3作品の中でも、個人的に特に注目しているのが、ImCyan氏の新作『シキヨク -夢魅テルは夢見てる-』です。

やはり、霊の見る「夢」の世界に侵入できるという、まるで90年代のドラマに出てくるような特殊能力「ドリームリンク」の存在が非常に気になりますね。このどこか懐かしくも魅力的な設定が、ゲーム内でどのように描かれ、プレイヤーをどんな恐怖と驚きの体験へと誘うのか、想像が膨らみます。

また、主人公がホストのような姿をしている点も、今作の大きな「逆要素」として注目しています。華やかなホストの世界と、霊の「夢」という不気味な異界がどのように交錯し、ホラーとギャグが融合した独自の演出が生まれるのか、その化学反応に期待が募ります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!